参加者が弾く「ストリートピアノ」形式で開かれた被爆ピアノコンサート=瑞穂市別府、市駅西会館

 広島で原爆に遭った「被爆ピアノ」のコンサートが18日、岐阜県瑞穂市別府の市駅西会館で開かれ、平和への思いを込めた音色に約70人が聞き入った。

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 たんぽぽ音楽事務所(瑞穂市)の主催。各地で演奏会を開く被爆2世で調律師の矢川光則さん(69)=広島市=が、爆心地から2・6キロで被爆して傷跡が残る1台を運び込んだ。

 「ピアノを託された被爆者から当時の話を聞く中で、平和意識に目覚めていった」と矢川さんが自己紹介。コンサートは来場者が自由に弾く「ストリートピアノ」の形式で、来場者や子どもらが緊張気味に音色を確かめ、ピアニストのKYOKOさんの「翼をください」で締めくくった。

 広島を歌った曲を演奏した同県出身の音楽家藤原瞳さん(41)=本巣郡北方町=は「傷や鍵盤の手あかもあり、その時代の音を感じた」と話していた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、時間を短縮して開催した。