いずれも岐阜県大垣市に本社を置く、企業主導型保育事業所を運営するリリフルと染色整理加工業の艶金、総合印刷業のサンメッセの3社が、各家庭から不要になったクレヨンを回収して再生し、市内の子どもたちに無料で贈る取り組み「マーブルクレヨンプロジェクト」を始めた。国連の持続可能な開発目標(SDGs)活動の一環。再生クレヨンを通じ、企業規模も業種も異なる企業が連携し、地域の子どもたちにSDGsの浸透を図る全国でも先駆的な取り組みだ。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」市内のショッピングモール2カ所に既にクレヨンの回収ボックスを設置。また市内の保育園や幼稚園、小学校などにも呼びかけ、クレヨンを回収。クレヨンの再生はワークショップを開いて子どもと一緒に行い、もったいないの精神も学ばせる。初回のワークショップは9月下旬に開く予定。
クレヨンの再生は、細かく削ったクレヨンを型に入れ、熱して溶かしてから冷やし固める。複数の色のクレヨンを混ぜて固めると大理石の模様のようになることからマーブルクレヨンと呼ばれる。
艶金は、ワークショップで再生したクレヨンを子どもたちに持ち帰ってもらうための包む布とひもを自社の廃材から提供。サンメッセは廃紙を使い、SDGsのデザインを施したオリジナルノートを作成して子どもたちに贈る。
ノートにはSDGsや同プロジェクトについての説明を記載しており、PR活動も含め市内の全園児と全小中学生に贈る。本年度は約1万5千人に配る予定。
また「大垣の未来」をテーマに、配ったノートに描いた絵画のコンテストを来年2月に行って活動の普及を図る。
リリフルの金森律子社長は「この取り組みがロールモデルとなり、他の地域にも広がってほしい」と期待。艶金の墨勇志社長は「子どもたちが大きくなった時、この活動の意味を理解してもらえれば」、サンメッセの田中信康取締役専務執行役員は「継続して毎年続け、広めていきたい」と意気込んでいる。










