開校に向けて、ワークショップで意見を交わす保護者ら=本巣市根尾市場、根尾小学校

 岐阜県本巣市根尾地域で来年4月に開校する小中一貫の義務教育学校「根尾学園(仮称)」について、市は、小学1年からの教科担任制や、個性を伸ばす新しい教科「かがやき科」など、県内では珍しい取り組みを導入する。新しい学校づくりに向け、保護者らの意見も取り入れて準備を進めている。

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 同学園は、根尾小学校と根尾中学校を統合して、根尾中の校舎を活用する。

 教科担任制は、小1から音楽や体育などの一部教科で導入し、5年時に全教科に拡大する予定。専門教科教員による指導で、教科の楽しさを感じてもらいつつ、学力向上につなげる。

 また、かがやき科は、「将来に役立つ英語力を身に付けたい」「陸上で日本一になりたい」といった子どもたちの意欲を尊重した授業を展開。専門家による指導も取り入れて興味のある分野や課題に取り組み、学びを深める。

 ほかに、1年生から9年生までの異学年の子どもたちが、給食や掃除などの時間を共に過ごす「全校縦割りチーム」もつくり、リーダーの自覚や思いやりの心を育む。地元の歴史や文化、自然の豊かさなどを学ぶ「ふるさと科」も新設する。

 開校に向け、2018年度に学識経験者やPTA代表らでつくる設立委員会が発足し、協議を進めている。また、保護者らによるワークショップも開き、意見を反映している。

 川治秀輝教育長は「主人公は子ども。子どもや保護者、地域の人と夢を語り合いながら、未来を切り開き、たくましく生き抜く力が育まれる新たな学校をつくりたい」と意欲を語る。