東京五輪で1カ月半にわたって中断していたJ3が28日に再開する。FC岐阜は2位で後半戦に臨むが、首位富山から6位福島までが勝ち点差3でひしめく混戦で激戦は必至だ。中断期間中に攻撃の進化に取り組み、昨季は逃した目標のJ2昇格に突き進む。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン前半戦は8勝1分け5敗、勝ち点25。チーム総得点はリーグ3番目の21点だった。DFライン裏を狙った縦に速い攻撃やセットプレーを強みにゴールを積み上げた一方、ボール支配率は最下位。安間監督は前半戦後に「ペナルティーエリア内の侵入回数を増やし、得点の確率を上げたい」と話し、中断期間に取り組んだのがボール保持力の向上だ。
大事になるのが中盤だが、吉浜と柏木らのMFとボランチが流動的にポジションを入れ替え攻撃を仕掛けるという。「相手の動きを見ながら、いい立ち位置を取れている」とは一角を担う吉浜。正確なパスが持ち味の元日本代表の柏木もおり、GK桐畑は「すごい選手。輝く場面が増えればチームのレベルも上がっているということ」と語る。最終ラインから攻撃を組み立てるために、指揮官は選手のコンバートも敢行している。
前半戦は守備の意識は高かった。総失点13はリーグで4番目に少ない。主導権を握るスタイルにも挑戦することで、鍵になるのがボールを失った後のカウンター対策。桐畑は「監督もボールの即時奪回をより強くメッセージとして出してくれている」。アグレッシブなプレーや守備への切り替えの重要性は増しそうだ。
中断期間中の移籍で、攻撃陣の補強も図った。J2金沢からMF窪田、J2水戸からFW深堀を獲得した。スピードを生かした縦への突破とクロスが持ち味の窪田について「試合のリズムを変えられる選手」と安間監督。深堀についても「ゲーム形式の練習で点を取り続けている」と評し、活躍に期待がかかる。
28日はホームに福島を迎える。12月の最終節まで14試合、上位2チームがJ2に昇格できる。桐畑は攻守で充実した戦いを誓う。「見ている人に、セットプレーも強いけど流れの中でも楽しいサッカーをしている、守備でも体を張って声が出ていると思ってもらえるように、どんどん違いを出していきたい」










