県の裏金問題を受け、調査チームを発足させた古田肇(右から3人目)=2006年7月、県庁

 「国民文化祭が最後の一歩になる」-。先月8日の定例会見で、任期満了(来年2月5日)に伴う県知事選の不出馬を表明した現職の古田肇(77)。5期20年の県政運営で、県はどう変化し、何が課題として残ったのか。当時を知る関係者の証言から歩みをひもとき、古田県政の実像に迫る。

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 2005年、国の官僚から岐阜県知事に就いた古田肇の「はじめの一歩」は、決して平たんな道ではなかった。就任から1年半後の06年7月、県政を揺るがした...