国の予防接種健康被害救済制度について岐阜県関市で、新型コロナウイルスワクチンの接種による健康被害を訴える複数人分の申請手続きが遅延していたことが10日、分かった。少なくとも1年半ほど遅れたケースがあったという。
無料クイズで毎日脳トレ!入口はこちら同制度は予防接種法に基づき、申請者が市町村に申請し、厚生労働大臣が認定した場合、医療費や障害年金などが給付される。市によると、市で受け付けた申請書類を県に提出するが、当時の担当職員の事務処理ミスで遅れた。昨年12月に申請者の関係者から問い合わせがあり発覚した。
現在、人数や遅延期間などの詳細を調べている。市市民健康課の担当者は「判明した人には謝罪し、早急に手続きを進めている」と話している。市は調査が完了次第、公表するとしている。