訪問看護・在宅医療のDX支援サービスを提供する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、2025年4月より、全国約770拠点・従業員数約20,900人(2025年3月末時点)を擁する介護業界大手の株式会社ツクイ(本社:神奈川県横浜市港南区 代表取締役社長:高畠 毅 以下ツクイ)に、訪問看護専用電子カルテ「iBow(アイボウ)」を提供開始したことをお知らせします。

■なぜ今、ツクイは「訪問看護」に本気で取り組むのか
1969年に創業したツクイは、「超高齢社会の課題に向き合い人生100年幸福に生きる時代を創る」をミッションに、介護業界のリーディングカンパニーとして全国約770拠点を展開し、デイサービス事業所数でも業界トップクラスの実績を誇ります。
長年にわたり多くの利用者とご家族に寄り添ってきたツクイですが、介護サービスだけでは利用者が医療的なケアを必要としたときや、病状が進行し看取り(在宅でのご最期)の段階を迎えた際に、最期まで責任を持ってお引き受けすることが難しい場面がありました。
そこで、「最期の瞬間まで、その人らしい暮らしを支えたい」――この強い想いから、介護から看取りまで一貫して利用者とご家族に寄り添える体制を構築するため、訪問看護事業を開始。利用者に最後まで寄り添い続けるサービスを全国に普及させつつあります。
■ミッションを支えるツクイ訪問看護の強み
ツクイの訪問看護では、医療的処置やリハビリ、生活支援、そして最期のときまで寄り添うケアで、利用者が住み慣れた地域や自宅で自分らしく人生を全うできる環境を提供しています。
―ツクイ訪問看護の本質と強み―
・理念に共感する人材の活躍
・全国規模でも質の高い看護を実現する教育・研修の提供
・24時間365日対応・看取りまで支える体制
・医療と介護の融合による包括的なケア

ツクイ在宅看護研修センター(東京都墨田区)
会社の理念に共感した多様な人材が集うツクイでは、キャリアアップや働きやすさを追求できる仕組みが整備されています。
また、「ツクイ在宅看護研修センター」では、各種シミュレーターを活用した実践的な研修を実施。全国どの拠点でも均質で高品質なケアを提供できる体制を構築していることに加え、介護事業で培ったノウハウを生かし、介護の視点を持つ看護師が多数在籍し、医療処置にとどまらず、生活全体を支える暮らしの看護を提供しています。
こうした教育体制や仕組みに支えられ、想いを持った高度人材が24時間365日対応可能な質の高い訪問看護を提供しています。
■日本の医療とツクイ訪問看護のこれから
2025年問題を迎えた日本、かつてないスピードで変化する現場では、「その人らしい暮らし」を最期まで支える仕組みが不可欠です。厚生労働省が推進する「地域医療構想」では、医療機関の機能分化や連携を進め、急性期から在宅・看取りまで切れ目なく支える医療と介護の一体的な体制づくりが強く求められています。
ツクイは全国で培ったネットワークと、介護から看取りまで一貫して支える体制を活かし、「地域医療構想」の実現を先導しています。
24時間365日対応、多職種連携、質の高い人材育成と標準化――これらの強みが、医療と介護の複合ニーズにしなやかに応え、地域の医療提供体制の中核を担う存在となっています。
“今ある未来の、その先へ。”
ツクイはこれからも、地域包括ケアの未来モデルとして、超高齢社会の新たな安心と希望を全国に届けていきます。

■「iBow」導入の背景と選定ポイント
ツクイでは、訪問看護事業の急速な拡大・多拠点運営のなかで「情報共有の効率化」「ケアの質と標準化」「現場の業務負担軽減」を重視し、システム選定が行われました。
「iBow」は訪問看護に特化したシステムとして以下のポイントが評価され、ツクイ訪問看護の事業拡大・サービスのさらなる質向上に最適なツールとして採用されました。
・現場の使いやすさ・直感的なUI
・全国規模での標準化・情報共有の利便性
・強固なセキュリティ・クラウド基盤
・柔軟なカスタマイズ性とサポート体制

訪問看護専用電子カルテ「iBow」
eWeLLは、「iBow」の提供を通じて理想的な訪問看護の実現を今後も支え、ツクイが目指す“未来の訪問看護モデル”の実現をDXパートナーとして支援し、日本の在宅医療・介護のより良い未来をともに創造してまいります。
■ツクイについて
株式会社ツクイは、1983 年に介護事業を開始し、現在全国で 560 か所を超えるデイサービスを中核に、在宅介護サービス(訪問介護、訪問入浴、居宅介護支援 ほか)、居住系介護サービス(介護付有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、その他の住まい)、在宅看護サービス(訪問看護、ホスピス)を展開しています。
訪問看護事業は2013年に開始し、全国70拠点(2025年5月時点)に展開。24時間365日体制で、看護師・リハビリ職・ケアマネジャーなど多職種が連携し、医療と介護の両面から地域の在宅療養を支援。「その人らしい暮らしの継続」「最期まで自宅で過ごせる支援」を実現しています。

社名 :株式会社ツクイ
代表者 :代表取締役社長 高畠 毅(タカバタケ タケシ)
本社 :神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号
設立 :2020年5月(創業:1969年6月)
事業内容 :グループ会社の経営管理、デイサービス、在宅介護サービス、居住系介護サービス、在宅看護サービス
従業員 :20,900人(グループ全体21,400人) (2025年3月末時点)
URL :▶株式会社ツクイ コーポレートサイト https://corp.tsukui.net/
▶株式会社ツクイ サービスサイト https://www.tsukui.net/
子会社・関連会社 :株式会社ツクイスタッフ/株式会社ツクイキャピタル/株式会社DIGITAL LIFE/株式会社Grasol(特例子会社)/TSUKUI PLAN VIETNAM COMPANY LIMITED/株式会社アカリエ/株式会社ゆいゆい/ツクイ・ケアテック投資事業有限責任組合(関連会社)
ツクイ訪問看護に関するお問い合わせ先
ホームページ:https://www.tsukui.net/inquiry/request/
■eWeLLについて
「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、ITを活用した在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。
訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で5万4千人以上の看護師等(※1)の業務で日々利用され、延べ74万人以上の在宅患者(※2)の療養を支えています。

社名 :株式会社eWeLL
上場市場 :東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者 :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社 :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立 :2012年6月11日
事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
けあログっと公式 https://carelogood.jp
受賞歴 :2021年『経済産業大臣賞』 最優秀賞 (第16回ニッポン新事業創出大賞)
2022年『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards)
2023年『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン』
2024年『KANSAI DX AWARD 近畿総合通信局長賞(総務省)』
2025年『経済産業省 DXセレクション 優良事例賞』
※1 2024年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。
※2 2024年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の延べ対象患者数。
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