更新頻度は「月に1～2回程度」が最多。限られたリソース下での情報発信に見える共通戦略
株式会社オールトゥデイ（本社所在地：埼玉県さいたま市）は、HPでビジネスの効果を実感しているIT業界の中小企業の経営者、もしくはHP制作担当者を対象に、「IT業界のホームページの効果実感」に関する調査を実施しましたので、その結果を公表します。
調査概要
調査概要：「IT業界のホームページの効果実感」に関する調査
【調査期間】2025年4月11日（金）～2025年4月15日（火）
【調査方法】PRIZMA（https://www.prizma-link.com/press）によるインターネット調査
【調査人数】110人
【調査対象】調査回答時にHPでビジネスの効果を実感しているIT業界の中小企業の経営者、もしくはHP制作担当者と回答したモニター
【調査元】株式会社オールトゥデイ（https://www.alltoday.jp/）
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※本アンケート結果を引用する場合は「株式会社オールトゥデイ」のURL（https://www.alltoday.jp/）を使用してください。
調査結果サマリー
「現在、どのような情報を中心に更新しているか」と尋ねたところ、『実績・導入事例（49.1％）』と回答した方が最も多く、『商品・サービス情報（47.3％）』『お知らせ／ニュース（37.3％）』となりました。
閲覧者に対して信頼性を伝えやすい「実績」や「事例」といった情報の重要性が高いことがうかがえます。
商品そのものよりも、導入効果や活用事例といった「使用後の姿」が重視されているのは、ITサービスが形のない商材であることが影響していると考えられます。
また、『お知らせ／ニュース』や『スタッフ紹介・社内の様子』などの社内的な情報も一定数更新されていることから、外部向けの情報だけでなく、社風や人となりを伝えることで親近感を醸成する目的も見て取れます。
一方、『採用関連情報』の更新頻度が比較的低い点は、IT業界における中小企業の採用活動がホームページ単独では完結しづらいという実情を反映している可能性があります。
続いて、『お知らせ／ニュース』といった情報がどのくらいの頻度で更新されているのかを確認しました。
前の質問で『お知らせ／ニュース』と回答した方に、「ホームページの更新頻度」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『週に1回以上（31.7％）』
『月に1～2回程度（48.8％）』
『数ヶ月に1回（7.3％）』
『必要なときだけ（12.2％）』
定期的な更新を行っている企業が多く、特に『週に1回以上』という高頻度の更新を行っている層が3割を超えました。
これは、検索エンジン対策や顧客との接点強化を意識している企業が多いことを示しており、ホームページを「動的な営業装置」として活用する傾向が強いことがうかがえます。
反対に、『数ヶ月に1回』や『必要なときだけ』といった頻度は、限られたリソースやコンテンツ不足といった背景があると推察されます。
また、『月に1～2回程度』が約半数を占めたことからも、定期的な運用は行いたいが、週次レベルでの対応は難しいという実務的なバランス感覚が見えてきました。
【まとめ】
今回の調査で、IT業界においてホームページの効果を実感している中小企業が、実際にどのような情報を発信しているのかが明らかになりました。
最も多く更新されているのは、「実績・導入事例」と「商品・サービス情報』」で、閲覧者の信頼を得るための情報提供が重視されていることを示しています。
また、「お知らせ／ニュース」や「スタッフ紹介・社内の様子」など、企業の雰囲気を伝える内容も一定の割合で発信されており、顧客との関係構築といった機能も担っていることがわかりました。
更新頻度については、「月に1～2回程度」が最多となりましたが、「週に1回以上」の高頻度更新を行う企業も3割超となり、ホームページを営業活動の一環として積極的に活用している企業の姿が見て取れました。
一方で、「数ヶ月に1回」や「必要なときだけ」にとどまる企業も存在し、ホームページ運用の体制や方針が企業ごとに異なることも明らかになりました。
全体として、ホームページは単なる企業紹介の場を超え、信頼醸成・顧客誘導・ブランド形成といった多様な役割を担う存在となっており、それを意識した情報発信や更新頻度が成果実感につながっている構造が浮かび上がりました。
株式会社オールトゥデイ
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