平成医療短期大(岐阜市黒野)を運営する学校法人誠広学園は10日までに、武内康雄学長が50代の女性教授に対し「ばか」と暴言を吐くなどのハラスメントをしたとして、武内学長を厳重注意処分とした。
ウェブ限定オリジナル記事「ぎふ高校野球」はこちら!同短大によると、武内学長は今年2月、学内で開いた入試に関する会議で、女性に暴言を吐いたほか、ペンを机にたたきつけて威圧したり、指をさして叱責したりしたという。女性教授からの相談で学内のハラスメント防止委員会が調査した。本来は委員長となる武内学長が加わらない形で協議し、ハラスメントに該当すると判断、認定した。同学園が6月、武内学長に文書で処分を通達した。
同短大は取材に「許される言動ではない」とした一方「双方に原因があり、そこまでの悪質性はないと判断した」として、懲戒処分には至らなかったとした。
同短大は2009年に開学。看護学科と、理学療法や作業療法、視機能療法を学ぶリハビリテーション学科がある。