生き物がモチーフになっている歴代の仮面ライダーや自然を学べる展示が並ぶ夏の特別展=岐阜市本荘、市科学館(撮影・坂井萌香)
自然がモチーフになっている歴代の仮面ライダーや自然を学べる展示が並ぶ夏の特別展=岐阜市本荘、市科学館(撮影・坂井萌香)

 岐阜市科学館(同市本荘)の開館70周年記念夏の特別展「仮面ライダー×自然のチカラ展」が19日、同館で始まった。訪れた子どもたちが歴代の仮面ライダーを通して、動物や恐竜などの多様な特徴や能力に触れている。8月31日まで。

スマホ見せてグルメ・買い物お得に!岐阜新聞デジタルクーポン

 各仮面ライダーのデザインのモチーフとなっている昆虫や動物、恐竜などがゾーンごとに紹介されており、パズルや体を動かすミニゲームもある。子どもたちは遊びながら恐竜の骨格や、植物が他の生物に種を遠くに運ばせる生存戦略など自然科学の知識を学ぶことができる。

 西脇稜真さん(7)=同市=は「仮面ライダーギーツやタイクーンがかっこよかった」と笑顔。母まりさん(32)は「子どもは、好きな仮面ライダーのモチーフがタヌキだというのを今日初めて知ったみたい。動物への関心につながってよかった」と話していた。

 標本ではなく生体を展示する企画展「日本と世界の昆虫たち」も同時開催しており、子どもたちは飼育ケースをのぞき、ヘラクレスオオカブトなどの珍しい昆虫に目を輝かせていた。

 企画展は市、岐阜新聞社、岐阜放送でつくる実行委員会が主催。