「仮面ライダー×自然のチカラ展」のポスター

 岐阜市科学館(同市本荘)の開館70周年記念夏の特別展「仮面ライダー×自然のチカラ展」が7月19日~8月31日に開かれる。子どもたちに人気の「仮面ライダー」を通して、デザインのモチーフとなっている昆虫や動物、恐竜などの能力を学ぶ企画で、歴代の仮面ライダーの立像も展示される。前売り券の販売は7月1日から。

 市、岐阜新聞社、岐阜放送でつくる実行委員会が主催。毎年夏に特別展を開いているが、今年は開館70周年の節目を迎えることから規模を拡大して開催する。

 昆虫、動物、恐竜、植物、敵キャラクター「怪人」の五つのゾーンで構成。昆虫の驚異的な能力や動物の多様な特徴、恐竜の進化の謎など、模型とパネルを通して学ぶことができる。

 各ゾーンには、モチーフになった歴代の仮面ライダーや怪人の立像も並ぶ。クイズや「ライダージャンプ」に挑戦する体験コーナーなどもある。担当者は「自然科学への興味や関心を高める入り口にしてもらえたら」と話している。

 同時開催する企画展「日本と世界の昆虫たち」では、ヘラクレスオオカブトなど国内外のカブトムシ、クワガタムシを標本ではなく生体で展示する。工作教室も開かれる。

 前売り券は高校生以上が800円、3歳から中学生以下が300円。販売は7月18日まで。同館、岐阜新聞社、チケットぴあで購入できる。特別展の観覧者は当日限り、常設展示とプラネタリウム1回を無料で観覧できる。問い合わせは市科学館、電話058(272)1333。