土俵の俵を作る呼び出し=岐阜市長良福光、岐阜メモリアルセンター

 夏巡業大相撲岐阜場所(岐阜新聞社、岐阜放送など主催)を4日に控え、岐阜市長良福光の岐阜メモリアルセンターで2日、土俵の俵作りが行われ、呼び出しの3人が24本を仕上げた。

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 作業をしたのは琴三さん(54)=佐渡ケ嶽部屋=、陽平さん(42)=出羽海部屋=、護さん(40)=時津風部屋=。3人は編んだわらで土を包み、縄で縛った後、ビール瓶でたたいて、長さ2尺1寸(約64センチ)の円柱状に整えた。1本の重さは約15キロ。土は両国国技館と同じく埼玉県から取り寄せた「荒木田(あらきだ)土」。3日に設営する土俵に敷き詰める。

 琴三さんは「力士がけがをしないようにと思いながら作った。お客さんに楽しんで見てほしい」と話していた。

 4日は午前9時開場で、会場入り口前で2階イスA席(4千円)の当日券を販売する。