岐阜県高山西商工会荘川支部が、高山市荘川町六厩で、特定外来生物のオオハンゴンソウの駆除活動を行った。
ウェブ限定オリジナル記事「ぎふ高校野球」はこちら!人と自然が共生する国際的なモデル地域「ユネスコエコパーク」に指定されている同町の自然を守ろうと、オオハンゴンソウの花が咲く前のこの時期に毎年行っている。オオハンゴンソウは繁殖力が強く、在来植物の生育に影響を与える恐れがある。
支部の会員19人が参加。霧雨が降る中、国道158号沿いから松ノ木峠までの約3キロにわたり、4時間かけて刈った。同商工会の森下和也会長(67)は「12年間続けてきたことでオオハンゴンソウの生息域は目に見えて減った」と活動の成果を語った。
(山田雄大)