自民党の両院議員総会で発言する総裁の石破首相(左から2人目)。中央は森山幹事長=2日午後、東京・永田町の党本部

 自民党が2日、参院選大敗を総括する報告書をまとめ、党両院議員総会を経て森山裕幹事長ら党四役が責任を取り退任する意向を示したことに、県内与党の関係者は理解を示すとともに、党改革を急ぐよう望む意見が聞かれた。対する県内の野党側の関係者は「自民党の体質は変わらない」と切り捨てた。

 自民県連の村下貴夫幹事長は、森山幹事長の退任意向に「ご自身で決められたこと」としたが、石破茂首相(党総裁)については「責任の取り方は自分で決めてほしい」と...