花火の打ち上げの準備を進めているエールミールぎふの林萌々香さん(右)と村瀬煙火の村瀬功専務=岐阜市高河原、ナガラガワギフトビレッジ
花火の打ち上げに向けてミーティングするエールミールぎふのメンバーら=岐阜市高河原、ナガラガワギフトビレッジ

 長期入院を経験した子どもの保護者らでつくる団体「YELL MEAL Gifu(エールミールぎふ)」と、岐阜市の煙火会社「村瀬煙火」が、入院中の子どもや家族、医療従事者を励まそうと、12月中旬に岐阜市内の3病院の近くで花火を打ち上げる計画を進めている。「花火大会に行くのが難しい子どもたちに、近くで花火を届けたい」。募金やクラウドファンディングを通じて協賛を募っている。

 エールミールぎふは、2023年から活動を開始。イベントに飲食店を出し、収益を病院に寄付したり、入院中の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ったりしている。現在は6人の保護者らで活動している。

 花火の打ち上げ計画は、岐阜市の長良川河畔で夏に開かれる「ぎふ長良川花火大会」がきっかけ。病室...