自民党麻生派の英利アルフィヤ外務政務官は6日、自身のX(旧ツイッター)で、党総裁選前倒しを求める書面を提出する意向を表明した。石破茂首相(総裁)に近い岩屋毅外相に5日、自身の考えを伝えたと明らかにした。「内閣の一員であることも踏まえ、慎重に考えてきた」とも記した。
麻生派に所属する鈴木馨祐法相も5日に前倒しを要求する意向を自身のブログで表明した。麻生太郎最高顧問は3日の麻生派会合で、前倒しを要求する書面を提出すると明言していた。
自民総裁選を巡っては、閣僚や副大臣、政務官による前倒し要求の表明が相次いでいる。前倒し是非の意思確認手続きは8日に実施される。