立憲民主党の野田佳彦代表は15日、自民党総裁選後に見込まれる首相指名選挙を巡り、野党間で対応を協議する姿勢を示した。和歌山市で記者団に「前回の反省点は『私にお願いします』という呼びかけをしたことだ。やり方が良くなかった。虚心坦懐に他党と協議していきたい」と語った。
昨年11月に実施された衆院の首相指名選挙の決選投票では、少数与党下でも野党が野田氏でまとまらず、石破茂首相が選出された経緯がある。野田氏は、他の野党党首に一本化する可能性を排除しないのかと問われ「ご意見を伺いたいということに尽きる」と述べるにとどめた。