今年の夏山シーズンに山岳遭難による死者が相次いだ穂高連峰(県警提供)

 飛騨山脈(北アルプス)の最難関ルートといわれる岐阜、長野県境の穂高連峰・西穂高岳-奥穂高岳の縦走路で今夏、山岳遭難による死者が相次いでいる。岐阜県側の北アルプス全域で見ても、山岳遭難が倍増。好天続きで入山者が増加しているほか、近年は交流サイト(SNS)などにエンタメ性を強調した動画があふれ、経験が浅い登山者が最難関ルートに気軽に挑戦していることが一因とみられる。...