リユース制服を掲げるNPO法人のスタッフら=大垣市旭町、ヘレンケラー岐阜

 不要になった中高生の制服を回収している大垣自動車学校(岐阜県大垣市荒川町)、大垣南自動車学校(養老町祖父江)、NPO法人「ヘレンケラー岐阜」は、大垣市旭町の同法人事務所でリユース制服の格安販売を始めた。売り上げは地元の障害者の就労、子ども食堂の支援に充てられる。

 自動車学校は高校卒業に合わせて入校する生徒が多いため、両学校では昨年から学生服の回収箱を設け寄贈を募った。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、業者に制服を買い取ってもらい、収入を困窮家庭支援に役立てていた。今年は地域内での貢献をさらに進めようと、障害者就労を支援する同法人も参加し、3月8日から制服を販売している。

 寄贈された制服は、ライムクリーニング(同市内原)が協力し、格安でクリーニング。現在、県内外の中学、高校男女の冬服や夏服など約250着が集まり、上下別で1着2千円で販売している。

 新品の制服を購入すると、2万~3万円はかかり、両学校を運営する岡田正昭社長は「子どもの体が大きくなっても値打ちに買い替えられる。生活が苦しい家庭の助けになれば」と、ライムクリーニングの中島雅仁専務は「社会貢献に参加でき、ありがたい」と語った。

 制服の販売は午前9時30分~午後4時(日曜休み)。問い合わせは同法人、電話0584(78)6771。