福岡県の学校の寮に侵入を繰り返して男性8人を盗撮し、一部にわいせつな行為もしたとして、不同意わいせつや性的姿態撮影処罰法違反などの罪で住所不定、無職黒川堅也被告(31)が起訴されていたことが分かった。福岡地裁は24日、「性的自由やプライバシーが著しく侵害され、被害結果は重い」として、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
弁護側は性的欲求に基づく犯行ではなく、元職場でのいじめでうつ状態に陥っていたとして執行猶予を求めたが、菅原光祥裁判官は判決理由で「身勝手極まりない」として実刑とした。
判決によると、4月17〜23日、県内の寮に11回侵入。就寝中や入浴中だった15〜17歳の8人を撮影したほか、うち5人にわいせつな行為をした。







