石原宏高環境相は28日の閣議後記者会見で、2025年度のクマによる犠牲者数が過去最多の10人に上っていることについて「大変大きな問題。政府を挙げて取り組まねばならない。緊急性を感じている」と述べた。30日に関係省庁による連絡会議を開催すると明らかにした。
また、関係省庁が昨年とりまとめた、捕獲技術者の確保支援などを盛り込んだ被害対策パッケージについて「年内にできるだけ速やかに改定したい」と述べた。
自治体との情報共有を強化し、本年度補正予算や来年度予算で、長期的な人材確保や、科学的データに基づいた管理手法など対策を強化する考えも示した。








