【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアは28日、フィンランドの通信機器大手ノキアに10億ドル(約1500億円)を出資し、第6世代(6G)移動通信システムや人工知能(AI)対応の通信基盤を共同開発すると発表した。出資比率は約2・9%となる見通し。
米ブルームバーグ通信によると、ノキアが約1億6600万株の新株を発行し、エヌビディアが1株約6ドルで引き受ける。両社は、エヌビディアのAI半導体を活用した新たな通信技術を開発し、5Gや6Gネットワークへの応用を目指す。
エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者は「米国がこの重要分野で再び世界をリードする原動力となる」と強調した。






