札幌市の許可を得ずに市街化調整区域に獣舎などを建設して20年間営業を続け、9月末に閉園した民間動物園ノースサファリサッポロ(同市南区)を巡り、北海道警が都市計画法違反などの疑いで運営会社「サクセス観光」(同)の前代表に任意で事情聴取したことが29日、捜査関係者への取材で分かった。
道警は23日以降、同社や関係先を家宅捜索していたが、その際の容疑として同法のほか、国土利用計画法、建築基準法、浄化槽法、動物愛護法、市普通河川管理条例に違反した疑いが含まれていたことも新たに判明。
道警は前代表から運営実態について詳しく事情を聴くとともに、捜索で押収した資料も精査して立件の可否を検討する。





