周辺地域で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が進む北海道の釧路湿原国立公園について、環境省が公園の指定区域を拡張する方針であることが30日、関係者への取材で分かった。国立公園の区域に指定されれば、国がメガソーラー建設などの開発を制限できる。地元の要望を受け、新たな建設を防ぐ狙い。
生態系調査の実施や関係自治体の意見を聞き、早ければ2026年度に指定区域を広げる考え。
ただ、建設済みの発電設備に対しては規制が及ばないため、指定区域の拡張とは別に、経済産業省や国土交通省が参加する関係省庁会議で対策を検討。年内にも対策をまとめる。








