ANAホールディングスと日本航空の2025年9月中間連結決算が30日、出そろった。インバウンド(訪日客)が好調で、売上高はANAが中間期として過去最高を更新。日航は12年の再上場後で最高だった。一方、円安による燃料費のコスト増が重荷となり、純利益はANAが前年同期比で減益となった。日航は国内線の需要取り込みで増益だった。
売上高は、ANAが前年同期比8・3%増の1兆1904億円、日航が9・1%増の9839億円だった。国際線は、訪日客に加えて日本から海外へのレジャーやビジネス需要も伸びた。
純利益はANAが5・8%減の760億円、日航が35・6%増の676億円だった。








