沖縄県南城市の古謝景春市長が自身のセクハラ問題を巡り不信任決議を可決した議会を解散したことに伴う市議選は9日投開票された。定数20人のうち、再度の不信任決議案に賛成する意向の18人が当選。新議会で決議案が再可決される見通しで、古謝氏の失職が不可避の情勢となった。古謝氏は同日、出直し市長選に出馬する考えを表明した。
18人の内訳は前職15人、元職1人、新人2人。共同通信など報道機関が合同で実施した事前のアンケートに不信任決議案に賛成すると回答していた。その他の当選者は解散前の9月議会で決議に反対した前職2人で、「未定」としていた。
決議案が再可決されれば、古謝氏は自動失職し、50日以内に市長選が実施される。







