高市早苗首相は11日の衆院予算委員会で、トランプ米大統領が指示した「核兵器実験」を巡り、トランプ氏に真意を確認したかどうかを問われ「確認していない」と述べた。トランプ氏の指示については「コメントは差し控える」と述べるにとどめ、米国と核軍縮問題や日本の考え方について緊密に意思疎通していると強調した。
質問したれいわ新選組の櫛渕万里氏は「認識が甘い」として、米側に抗議するよう求めた。
首相は、唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界の実現に向け、核拡散防止条約(NPT)体制を維持、強化するための現実的かつ実践的な取り組みを進める」と語った。







