体操の全日本団体・種目別選手権最終日は16日、群馬県の高崎アリーナで種目別決勝が行われ、男子の鉄棒は10月の世界選手権代表の角皆友晴(順大)が14・900点で初制覇した。同種目で東京五輪王者の橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)は8位で2連覇を逃し、2位だった平行棒を含めて今大会を無冠で終えた。
パリ五輪3冠の岡慎之助はつり輪3位、川上翔平(ともに徳洲会)が2連覇した平行棒は5位で種目別優勝はなかった。
女子は岸里奈(戸田市SC)が平均台と床運動を初めて制した。今大会限りで現役引退の芦川うらら(日体大)は2021年世界選手権金メダルの平均台で3位。跳馬は宮田笙子(順大)が2年ぶりの頂点に立った。










