ガソリン税の暫定税率廃止に向けた補助金の段階的な拡充が13日、始まった。すでに岐阜県内のガソリンスタンド(GS)でも、1リットル当たり3~5円の値下げをする店が出始めている。ユーザーは恩恵を受ける一方、GSは出店規模や地域によって、経営的な影響の濃淡が大きい。特に個人経営など中小のGSでは、大手に比べてすぐに販売価格に反映できないなど、厳しい事業環境にさらされている。
政府は同日から、石油元売り各社への補助金を2週間ごとに1リットル当たり約5円ずつ増やす。このペースで進めば、来月11日には暫定税率と同額の約25円に到達する。
だが中小のGS店舗は...




