【ロサンゼルス共同】米大リーグ、カブスからフリーエージェント(FA)になっていた今永昇太投手が同球団に残留することが18日、決まった。今季の所属球団と2202万5千ドル(約34億4千万円)の規定額で1年契約を結べる「クオリファイング・オファー(QO)」を受諾した。来季がカブスで3年目となる。

 32歳の今永は今季、故障離脱もあり25試合の登板で9勝8敗、防御率3・73だった。2年目のシーズンを終えて球団に3年の契約延長、今永側に単年契約の選択権があったが、双方ともに行使せずFAになっていた。

 18日がQOの回答期限だった。大リーグ機構によると、今季フィリーズでプレーしたナ・リーグ本塁打王の指名打者シュワバー、カブス所属だった外野手タッカーらは拒否した。