謝罪する桑原尚志院長(左から2人目)ら=20日午後4時5分、岐阜市野一色、県総合医療センター

 岐阜県総合医療センターで昨年7月に県内在住の女児=当時(3)=が死亡した医療事故で、同センターは20日、医療事故調査委員会の最終報告書を公表した。呼吸を補助する器具「気管カニューレ」が外れ、心肺停止の状態になったにもかかわらず、異常を知らせるアラームが作動しなかった。女児の看護処置でモニタリング機器を中断したままにしていたことが事故につながった。

 女児は、...