【ソウル共同】韓国の革新系少数野党「祖国革新党」は23日、韓国中部の清州で党大会を開き、チョ国元法相を新代表に選出した。韓国メディアによると、党支持率が2〜4%に低迷しており、来年の統一地方選に向けて存在感の発揮や党勢拡大が課題となる。

 チョ国氏は選出後の演説で地方分権改革などに取り組むと強調し「地方選で政治革新のための橋頭堡を築く」と語った。

 代表選に立候補したのはチョ国氏だけで、党員らの賛否投票の結果、圧倒的多数の賛成を得た。

 チョ国氏は革新系の文在寅政権で法相などを務め、2024年に同党を結成した。