【ニューヨーク共同】国連総会のベーアボック議長(ドイツ)と安全保障理事会の今月の議長国、シエラレオネのカヌ国連大使は25日、来年末に任期満了を迎えるグテレス事務総長の後任選出作業を始めるとの書簡を全加盟国に送付した。両氏は書簡で加盟国に候補者の推薦を要請し、初の女性事務総長の就任に向け「検討を促す」と期待を込めた。
安保理が候補を来年秋ごろまでに選出し、総会はその候補を承認する流れ。選出手続きの透明性を向上させるため、本格的な選定に入る来年7月末までに、候補者から意見を聞く機会を設けるとした。これまでに国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(アルゼンチン)が立候補を表明している。









