水田に映り込む神龍桜=本巣市根尾神所

 岐阜県本巣市根尾神所の田んぼ脇にある、同市の淡墨桜(国天然記念物)の苗木が育った「神龍(じんりゅう)桜」が、見頃を迎えた。水田に逆さに映り込む「鏡桜」が、訪れた人を魅了している。

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 桜は写真家の藤原俊博さん=同所=が1984年から、淡墨桜の種から育った苗木を自宅で生育した後、田んぼ脇に植えた。地名の根尾神所の「神」、名付けた年(2000年)のえと「辰(たつ)」が名前の由来という。

 

 地元の農事改良組合や自治会などでつくる「根尾神所水土里(みどり)の会」が、地域を盛り上げようと20年にライトアップを実施して以降、県内外から見物客が訪れ、幻想的な光景をめでるようになった。会のメンバーの男性(72)=同所=は「神龍桜を見ると心が安らぐ」と魅力を語る。

 ライトアップは見頃が続く11日ごろまで行われる。午後6時30分から同8時まで。10日午後1時30分から現地で、神龍桜をテーマにした曲などの演奏会がある。