オンラインで開かれた「日中ユースフォーラム」=6日(日本僑報社提供・共同)

 【北京共同】日中関係の書籍を出版する日本僑報社などは6日、「中国人の日本語作文コンクール」の受賞者ら日中両国の若者が交流する「日中ユースフォーラム」をオンラインで開催した。アイドルや動画配信者を応援する「推し活」や日本人の中国滞在エピソードをテーマに意見交換した。

 夏目漱石を「推し」と紹介し作文コンクールで1等賞を受賞した中国上海市の復旦大4年、張靖苒さんは「今は日中関係がちょっと厳しいが、民間交流こそ友好を支える力になる」と訴えた。語学力を高め、両国の架け橋になるよう努力していきたいと話した。

 日本からは大学生や会社員らが参加した。