清水尋也被告

 大麻を所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた俳優清水尋也被告(26)は8日、東京地裁の初公判で起訴内容を認めた。検察側は拘禁刑1年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は19日。

 検察側は冒頭陳述で、知人に依頼して密売人から大麻を購入していたと指摘した。

 起訴内容によると、9月3日、東京都杉並区の自宅で大麻0・392グラムを所持したとされる。

 警視庁によると、清水被告は米国に留学していた20歳ごろ、招待されたホームパーティーで初めて使用したと調べに説明。「日本で吸ったのは高揚感やリラックス感を味わいたいと思ったから」と供述していた。