【ニューヨーク共同】米南部マイアミの市長選が9日行われ、民主党系のアイリーン・ヒギンズ氏(61)が、トランプ大統領が支持した共和党系候補を破り勝利した。同市長選で民主党系候補の勝利は約30年ぶり。米メディアが報じた。
マイアミは中南米系の住民が多く、ヒギンズ氏は選挙戦でトランプ政権が進める強硬な不法移民摘発を批判した。ウォールストリート・ジャーナル紙は「来年の中間選挙に向け民主党にとって追い風となる」と伝えた。
ヒギンズ氏はマイアミを擁するマイアミデード郡の元郡政委員で、女性初のマイアミ市長となる。






