自民党の梶山弘志国対委員長は10日、立憲民主党の笠浩史国対委員長と国会内で会談し、衆院議員定数削減法案の早期審議入りと、15日の衆院政治改革特別委員会での政治資金規正法改正案採決を求めた。笠氏は拒否した。定数削減法案は11日に衆院を通過しなければ、17日までの会期内成立は困難との見方が大勢を占めている。高市政権幹部は野党の対応を受け、会期内成立は難しいとの認識を示した。日本維新の会は野党による遅延行為だと批判した。
梶山氏は維新の遠藤敬国対委員長とも会談し、定数削減法案の審議入りを野党に引き続き呼びかける方針を確認した。遠藤氏は「野党がそろって遅延工作している」と主張した。







