8日深夜の地震で震度6強の揺れを観測した青森県八戸市は11日、市中心部の「NTT青森八戸ビル」に設置された鉄塔の一部に損傷が見つかり、倒壊の恐れがあるとして、周辺の48世帯に避難指示を出した。
NTT東日本によると、地震翌日の9日、地上から約50メートル地点で鉄塔の柱が破断したり、接合部からボルトが外れたりしているのを確認した。被害の全容は把握できていないという。
同社は「詳細な調査と状況確認を行い、安全性確保の対応方法について検討を進めている。多大なご迷惑をおかけして深くおわび申し上げる」とコメントしている。












