スピードスケートW杯第4戦を前に調整する高木美帆(右)=ハーマル(共同)

 【ハーマル(ノルウェー)共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)で年内最後となる第4戦は12日にノルウェーのハーマルで開幕。女子の高木美帆は11日に最終調整し「勝ちにいくレースをしたい」と意気込みを語った。

 第3戦は本命種目に位置付ける1500メートルで5位。序盤のスピードが不足した原因を「ずっとスケーティングを考えてきた中で、いまいち攻め切れなかった」と振り返り、勝負勘を取り戻すことをテーマに挙げた。

 今大会2レースを行う500メートルで表彰台を狙う男子の森重航、女子の吉田雪乃らもリンクの感触を確かめた。

 W杯は今大会までにミラノ・コルティナ五輪の出場枠が懸かる。