【ジャカルタ共同】11月下旬のサイクロン上陸で甚大な豪雨被害が出たインドネシアの国家災害対策庁は13日、スマトラ島の死者数が1006人になったと発表した。行方不明者は217人に上り、65万人超が避難を余儀なくされている。
プラボウォ大統領は13日、北スマトラ州の避難所を訪れ「あなたたちを見捨てない」と力説した。政府は海外からの支援を求めておらず、国内では大規模支援を受けるべきだとの声が上がっている。
国家災害対策庁は、復興には約52兆ルピア(約4900億円)を要すると試算した。孤立が続いている地域もあり、政府は土砂崩れなどで崩落した橋や道路の復旧作業を急いでいる。












