浮世絵師東洲斎写楽の愛好家でつくる徳島市の「写楽の会」は14日、社会を風刺する狂歌を詠む「しゃらくさい狂歌コンテスト」を同市で開いた。大賞に、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度を取り上げた「後期とは誰が決めたかしゃらくさい 我は生き抜く百を超えても」(大阪府吹田市の応募者)を選んだ。
優秀賞は、卵価格の高騰を皮肉った「べらぼうな卵価格の値上がりで 毎朝我が家卵欠けご飯」(宮城県名取市の応募者)など2点を選出。特別賞の「写楽賞」にはトランプ米政権を題材にした「トランプがかける関税しゃらくさい 大きな声で言うぞシャラップ」(兵庫県川西市の応募者)を選んだ。計277首が寄せられた。







