中津川市千旦林の中津川工業高校の生徒が指導役となる出前講座が17日、同所の坂本中学校で行われた。中学生が建設を学ぶ高校生と一緒に橋の模型作りに挑戦し、工業高校での実践的な学びを体験した。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン生徒に進路選択の参考にしてもらおうと、坂本中が新型コロナ禍以降では初実施。18日までに2年生約120人が参加し、関心がある4学科の講座を選んで受講できる。
うち建設工学科の講座では、摩擦力で支える構造の橋「ダ・ヴィンチの橋」の作製に臨んだ。割り箸15本の小さな模型で強度を確かめた後、長さ2メートルの角材を使って作り上げた。中学生は高校生の助言を受けて建設現場さながらに役割を分担して組み上げ、支える力の強さに驚いていた。
丸山龍和(たつより)さん(13)は「橋は思ったよりも強い力に耐えられ、すごかった。興味が出た」と話した。
(稲木悠司)










