飛騨市古川町片原町の飛騨吉城特別支援学校の児童生徒と地元団体「殿町青龍会」の交流会が16日、同校で行われ、一緒に餅つきを楽しんだ。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン青龍会は同市の古川祭で祭り屋台「青龍台」を曳(ひ)く屋台組。殿町青龍会はそのうち40歳以上のメンバーでつくり、2013年に同校が開校した当初から、餅つきや夏祭りなどさまざまな交流を重ねてきた。
この日は殿町青龍会の12人が、臼ときねを持参して来校。児童生徒は小学部から高等部までの25人が参加し、会員に手伝ってもらいながらきねをついたり、鏡餅を丸めたりした。一部を使って伝統的な飛騨地域の正月飾り「花もち」づくりにも挑戦。華やかな紅白の飾りに仕上げていた。
同会の中口守会長(53)は「町で会ったら『知っているおじちゃん』と声をかけられるような地域にしたい。子どもたちの笑顔にパワーをもらっている」と交流を満喫した様子。小学部3年の大坪優青さん(9)も「お餅が手にくっ付いちゃったけど、楽しかった」と笑顔だった。
(箕浦由美子)










