電気事業連合会の林欣吾会長(中部電力社長)は19日の定例記者会見で、新潟県の柏崎刈羽原発と北海道の泊原発について、それぞれの知事が再稼働に同意を表明したことを歓迎した。「電力の安定供給確保や脱炭素化の実現の観点で大きな効果をもたらす」と述べた。
東京電力ホールディングスは柏崎刈羽6号機を来年1月にも再稼働する方針だ。泊原発は北海道電力が3号機で2027年早期の再稼働を目指している。
林氏は既存の原発に関しても「稼働率を高くすることが大切だ。それだけでは足りないので、新増設やリプレース(建て替え)の検討を進めていくことが重要だ」と語った。



