21日、ガザ南部ハンユニスで、食料を求め集まる人々(ゲッティ=共同)
 21日、エルサレムで会談するイスラエルのネタニヤフ首相(右)とグラム米上院議員(Amos Ben Gershom/GPO提供、ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのサール外相は21日、トランプ米大統領に近い米上院議員とイスラエルで会談し、パレスチナ自治区ガザ情勢を話し合った。X(旧ツイッター)で、ガザを拠点とするイスラム組織ハマスに武装解除を要求し「ガザの再建とより良い未来は、ハマスが武装解除した場合にのみ実現可能だ」と訴えた。

 米上院議員は与党共和党の重鎮グラム氏。イスラエルのネタニヤフ首相とも会談し「ハマスは再武装を進めている」との見方を示した。イスラエルと敵対するレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラについても「より多くの武器を作ろうとしている。容認できない」と語った。