寒空の下で飲酒運転を取り締まる署員=大垣市長松町、国道21号

 忘年会など飲酒機会が増える年末に合わせ、大垣署と垂井署は合同で、大垣市長松町の国道21号で飲酒運転を取り締まった。

 県下一斉飲酒検問の一環。当日は両署から18人が参加し、午後9時から2時間にわたって実施した。署員たちは寒空の下、大垣市から垂井町に向かって西進する車を止め、アルコールチェックを行った。

 県内では、今年1月から10月末まで、飲酒運転に関連した交通死亡事故は5件発生している。大垣署の佐藤方紀交通2課長は「家庭や職場でも、飲酒運転をしないよう呼びかけ合ってほしい」、垂井署の吉田雅行交通課長は「たった1杯のお酒が重大な事態につながることを意識して」と話した。

(舩橋靖明)