株式会社ベルコ
費用不安9割の結婚式、終わってみれば“満足多数”の理由とは?

かつては結婚式を挙げることが一般的とされてきましたが、社会環境や価値観の変化により、必ずしも一律の選択肢ではなくなりつつあります。その一方で、実際に結婚式を挙げた方からは「やってよかった」「想定していたよりも満足度が高かった」「工夫次第で予算内に収まった」といった声も多く見られます。

では、こうした満足度の差はどこから生まれるのでしょうか。また、費用面の不安をどのように乗り越えているのでしょうか。

そこで、株式会社ベルコ(本社所在地:大阪府池田市、代表取締役:齋藤 斎)は、1.結婚を予定している、または既に結婚しており、結婚式を挙げたい/挙げるか迷っている2.直近1年以内に結婚式を挙げた方を対象に、「結婚式に対する費用面の不安と、実際の満足度」に関する意識調査を行いました。

※株式会社ベルコ(https://www.bellco.co.jp/)は、結婚式場「ベルクラシック」(https://www.bellclassic.co.jp/)を運営するグループ会社を有しています。
調査概要:「結婚式に対する費用面の不安と、実際の満足度」に関する調査
【調査期間】2025年11月28日(金)~2025年12月3日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,006人(1.502人/2.504人)
【調査対象】調査回答時に1.結婚を予定している、または既に結婚しており、結婚式を挙げたい/挙げるか迷っている2.直近1年以内に結婚式を挙げたと回答したモニター
【調査元】株式会社ベルコ(https://www.bellco.co.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ


【~悩むカップル編~】

【回答者:結婚を予定している、または既に結婚しており、結婚式を挙げたい/挙げるか迷っている方】
結婚式に対するイメージは「感謝を伝える場」。9割弱が費用に不安を感じている現実が明らかに



「結婚式に対して、どのようなイメージを持っているか」を尋ねたところ、『家族やパートナーへの感謝を伝える機会(48.2%)』が最も多く、『一生の思い出として形に残るもの(31.5%)』『夢を叶える舞台(20.7%)』となりました。

結婚式を「感謝を伝える場」と受け取る方が多い背景には、特別な演出だけでなく、心の通う時間を大切にしたいという思いがあるのかもしれません。日々の生活では伝えきれない気持ちを共有できる点に価値を「結婚式」に見いだしているとも考えられます。
また、「一生の思い出」や「夢を叶える舞台」といった回答も一定数見られ、自分たちらしい体験をどのような形で残すかを意識する傾向もうかがえます。

多くの方が、結婚式に前向きな印象を抱いている一方で、結婚式を挙げる決断までには現実的な悩みや不安を感じることもあるのではないでしょうか。



「結婚式を挙げることに対して、不安に感じている点」を尋ねたところ、『予算内で満足できる結婚式ができるのか不安(40.4%)』が最も多く、『準備が大変そう(40.0%)』『予算を確保することが難しい(25.5%)』となりました。

「予算と満足度のバランス」と「準備の負担」が、結婚式を検討する上での二大ハードルとなっていることが浮き彫りになりました。
特に、単に「お金がない」ことよりも「予算内で満足できるものができるか」という費用対効果への不安が大きいのではないでしょうか。
どこまでこだわるか、どこで折り合いをつけるかといった判断が難しく、満足度との兼ね合いが悩みにつながっているのかもしれません。

では、こうした不安のうち、特に費用面についてはどの程度強く意識されているのでしょうか。

「結婚式の費用について、不安を感じるか」と尋ねたところ、『非常に不安を感じる(47.4%)』『やや不安を感じる(38.0%)』と回答した方が9割弱に上りました。

金銭的な問題が結婚式実施の大きな障壁となっている現状が改めて確認できました。物価高などの社会的背景もあり、結婚式にどれだけの費用をかけられるかについて慎重になっている様子がうかがえます。

結婚式の情報収集はインターネット、結婚情報誌が中心。知りたい情報は「費用と満足度の実例」
次に、結婚を予定している、または既に結婚しており、結婚式を挙げたい/挙げるか迷っている方に、結婚式の情報をどのような方法で集めているのかについてうかがいました。



「結婚式についての情報を、主にどのような手段で収集しているか」と尋ねたところ、『インターネット検索(41.8%)』が最も多く、『結婚情報誌や雑誌(37.1%)』『SNS(Instagram・TikTokなど)(32.9%)』となりました。

SNSについては写真や動画を通じて具体的な雰囲気を掴みやすいため、トレンド把握やイメージづくりの場として利用されている様子がうかがえます。また、紙媒体は式場の比較や基礎知識の整理に役立つと考えられ、依然として一定の支持を得ているようです。

さまざまな手段で情報を集める中で、結婚式を挙げるかどうかの判断には、どのような内容がより参考にされているのでしょうか。

「結婚式を挙げるかどうかを判断する上で、『知りたい』情報」を尋ねたところ、『結婚式を挙げた人の実際にかかった費用と満足度(36.7%)』が最も多く、『結婚式を挙げた人の準備段階で直面した費用面の問題(32.1%)』『結婚式を挙げた人の満足度が高かった/低かった理由(24.3%)』となりました。

結婚式を検討している方が求めているのは、式場が案内する一般的なプラン価格よりも、より具体的で実体験に基づいた情報のようです。これは、見積もりと最終金額の乖離や、費用をかけた部分が本当に満足につながるのかといった点への懸念が強いことを裏付けています。

【~先輩カップルの解決・工夫編~】

【回答者:直近1年以内に結婚式を挙げた方】

ここまでは、結婚式を検討している段階で抱かれる不安や情報収集の実態に焦点を当ててきました。では、実際に結婚式を挙げた方々は、準備の過程でどのような不安や課題を経験していたのでしょうか。

満足度向上の鍵は優先順位づけと取捨選択だった



「結婚式の準備段階で、費用面に関して不安を感じていたこと」を尋ねたところ、『予算内で満足できる結婚式ができるのか(53.0%)』が最も多く、『どこにどれくらい費用がかかるのか(42.5%)』『ご祝儀でどこまで賄えるのか(37.1%)』となりました。


準備段階でも半数以上が「予算内での満足度」を懸念していたことが分かります。また、「費用の内訳」や「ご祝儀での補填範囲」など、収支の不透明さに対する不安も上位に挙がりました。準備を進める中で具体的な金額が見え始めた際に、改めて不安を感じるケースが多いのかもしれません。

準備段階では費用に対する不安が大きかったことが明らかになりましたが、その不安は最終的な費用と満足度にどのように結びついたのでしょうか。




直近1年以内に結婚式を挙げた方に「結婚式の最終的な費用と満足度」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『費用は想定通りで、満足している(29.8%)』
『費用は想定より安く済み、満足している(20.0%)』
『費用は想定より高くなったが、満足している(18.1%)』
『費用は想定通りだが、満足していない(15.0%)』
『費用は想定より安く済んだが、満足していない(10.9%)』
『費用は想定より高くなり、満足していない(6.2%)』

結果を見ると、「満足している」と回答した方の合計は「約7割」に達しており、準備段階での不安とは裏腹に、最終的には多くの方が結婚式に満足していることが明らかになりました。特に注目すべきは、「費用は想定より安く済み、満足している」層が2割存在することです。「結婚式=高額になる」というイメージが強いですが、工夫次第で予算を抑えつつ高い満足度を得ることは十分に可能であると言えます。

そのような中、結婚式の費用について、想定より高くなった理由と、費用を抑えながら満足度を保てた要因を把握するため、前問で『費用は想定より高くなったが、満足している』『費用は想定より安く済み、満足している』と回答した方を対象に、それぞれに費用が高くなった理由や工夫した方法について聞きました。




「想定より費用が高くなった理由は何だと思うか」を尋ねたところ、『料理やドリンクをグレードアップした(36.9%)』が最も多く、『こだわりが多く、オプションや演出を追加した(32.0%)』『衣裳やアクセサリーを複数選びたくなり、追加費用がかかった(30.3%)』となりました。

「想定より費用が高くなった理由」として、料理のグレードアップや演出の追加、衣裳点数の増加といった項目が上位に挙がった点から、計画段階では抑えるつもりだった部分に、準備を進める中で“こだわりたい気持ち”が強まったケースが多かったと考えられます。
実際の打ち合わせや試食、試着を通じてイメージが具体化するにつれ、当初の想定よりも価値を感じる選択肢が増え、それが費用増につながった可能性があります。

一方で、「費用が想定通り、あるいは安く済み満足している」方は、費用を抑えつつ満足度を高めるためにどのような工夫を行ったのでしょうか。

先ほどの質問で『費用は想定通りで、満足している』『費用は想定より安く済み、満足している』と回答した方に、「費用を抑えながらも満足度を高めるために工夫したこと」を尋ねたところ、『優先順位を決めて、不要な項目を削減した(47.8%)』が最も多く、『こだわる部分を明確にした(35.5%)』『手作りして費用を削減した(33.9%)』となりました。

費用を抑えながら満足度を高めるための工夫として、「優先順位を決めて不要な項目を削減した」が最も多かった点から、限られた予算の中でも納得できる選択を行うために、まず何に価値を置くかを整理する姿勢が広く取られていたことがうかがえます。

また、「こだわる部分を明確にした」という回答が続いたことを踏まえると、全体の費用を均等に抑えるのではなく、重視する項目に予算を集中させ、必要性が低い部分は思い切って削るといった判断が満足度につながっていた可能性があります。
単にコストを下げることよりも、取捨選択を通じて自分たちなりの優先基準を確立し、その基準に沿って判断できたことが「費用を抑えつつ満足できた」実感につながったと考えられます。
「やってよかった」と実感するのは“人との関わり”の瞬間



最後に、直近1年以内に結婚式を挙げた方に「結婚式を『やってよかった』と実感したのはどのようなときか」と尋ねたところ、『プランナーやスタッフが丁寧に対応してくれたとき(46.4%)』『自分たちの想いをしっかり汲み取って形にしてもらえたとき(36.7%)』『スムーズな進行でトラブルが少なく終えられたとき(33.5%)』などが上位に挙がりました。

『やってよかった』と感じる瞬間の多くが、人との関わりや想いの共有に結びついていることが示されました。
プランナーやスタッフへの信頼、スムーズな進行など、「安心感」が満足度に直結していると考えられます。
また、「自分たちらしさを形にできた」と感じられたことが満足度につながったという声もあり、結婚式が個々の価値観を反映する場として受け止められていることがうかがえます。

【まとめ】費用面の不安があっても満足度は高められる。選択と工夫が支える結婚式の価値
今回の調査により、結婚式を検討している方の多くが「費用」と「準備」に対して強い不安を抱いている実態が明らかになりました。特に「予算内で満足できる式ができるのか」という懸念は、結婚式を挙げた方も準備段階においては、最大の悩みとなっていました。しかし、実際に結婚式を挙げた方の約7割は結果に「満足」しており、その中には「想定より安く済んだ」という方も2割存在しました。

満足度の高い結婚式を実現した方々に共通していたのは、やみくもに費用を削るのではなく、「優先順位を決めてメリハリをつける」という工夫でした。自分たちにとって本当に大切なものを見極めることが、予算内での成功への近道と言えそうです。

また、「やってよかった」と感じる瞬間のトップに「スタッフの丁寧な対応」が挙げられたことは、結婚式づくりにおいて「誰と創るか」がいかに重要かを示しています。自分たちの漠然とした想いを汲み取り、予算内で最適な形に提案してくれるプランナーの存在こそが、不安を安心へ、そして感動へと変える鍵となるのではないでしょうか。

これから結婚式を検討される方は、まずは自分たちが何を大切にしたいのかを話し合い、その想いに真摯に向き合ってくれる式場やスタッフを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。プロのサポートを得ながら賢く選択することで、費用面の不安を乗り越え、一生の思い出に残る素晴らしい一日を実現できるはずです。

理想の結婚式を挙げるなら「ベルクラシック」

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今回、「結婚式に対する費用面の不安と、実際の満足度」に関する意識調査を実施した株式会社ベルコ(https://www.bellco.co.jp/)は、結婚式場「ベルクラシック」(https://www.bellclassic.co.jp/)を運営するグループ会社を有しています。

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ベルコは1969年の創業以来、多くの方々の「結婚式」「お葬式」という人生の二大セレモニーをお手伝いしてまいりました。
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ベルコは、互助会の中でも大規模の加入者数を有しており、施設の保有数においても全国的に広く展開しています。
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◆(株)ベルコの会社概要


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