農業人口23％減による、農業現場の生産性向上ニーズに寄与
化学品や合成樹脂、金属・セラミックスなど素材の総合商社である昭光通商株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：渡邉 健太郎）は、農業就労者の減少や高齢化などによる生産性向上ニーズの高まりを受けて今年２月に発売を開始した、自然に土に還る農業資材である生分解性マルチフィルム「ネイチャーマスター(R)」がおかげさまで多くの方にご支持いただき、発売初年度に累計2,000本を超えるご注文を頂いたことをお知らせします。初年度よりご購入いただいた農家の皆さまに、心より感謝申し上げます。
また「ネイチャーマスター(R)」は、テレビ東京「みどりをつなぐヒト」（2025年12月２日放映）にてご紹介いただきました。アーカイブを一定期間ご視聴いただけます。
お問合せ（https://www.shoko.co.jp/contact/plastics/）
１．背景
(注)出典 農林水産省統計部「2025年農林業センサス」
日本の農業就業者（農業経営体）が 2020年から 2025年の 5 年間で約23％減少する状況のなか、現場の省力化や生産性向上に貢献する生分解性マルチフィルムの需要は高まっております（注）。こうした背景を受け、行政も補助金制度などを通じて導入を後押ししており、生分解性マルチフィルムは今後さらなる普及が期待されています。
生分解性マルチフィルムは、ご利用を通じてマルチフィルムの回収労力や廃棄コストが不要であることなど、導入のメリットを実感するケースも増えているようです。
また、生分解性マルチフィルムの分解速度は作物の生育や収穫時期に直結する重要な要素です。当社では、独自の原料選定・成分配合・成型技術を活かし、農家さんのニーズに応える製品作りを進めております。今後も、求めやすい価格で高品質な生分解性マルチフィルムの提供を通じ、農業の持続的な発展と生産性向上に貢献してまいります。
２．生分解マルチフィルム「ネイチャーマスター(R)」の製品概要
３．実績・事例
2025年２月の発売以降、初年度で2,000本を超えるご注文をいただきました。ご好評につき、2025年12月に臨時生産を行っております。
＜主なご注文地域＞北は青森から、南は熊本まで、全国各地でご導入いただいています。
＜主な作物＞
サツマイモ、サトイモ、トウモロコシ、ジャガイモ、タマネギ、レタス、ニンニク、トウガラシ、ニンジン、カボチャでも、ご利用いただいております。
なお、穴あきマルチのご要望にもお応えし、この度ご注文受付を開始しました。
＜導入農家の様子＞
機械展張のしやすさのほか、マルチフィルムの光沢や、分解速度などで、ご評価をいただいています。
サツマイモ畑＠茨城県
サトイモ畑（拡大）＠埼玉県
展張の様子＠埼玉県
４．今後の展望
生分解性マルチフィルムの普及に向け、展示会出展や、SNSでのPR活動のほか、手軽に購入ができるようにECサイトを活用した販売網の構築を進めていく予定です。
５．製品のご購入・仕様等に関するお問合せ先
お問合せ（https://www.shoko.co.jp/contact/plastics/）
昭光通商株式会社会社名 昭光通商株式会社
住所 東京都港区芝浦三丁目1番1号 田町ステーションタワーN 31階
代表者名 代表取締役社長 渡邉 健太郎
設立 1947年５月
海外拠点 中国、韓国、台湾、タイ
URL https://www.shoko.co.jp/
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