徳島大病院は25日、院内のシステムに不正アクセスがあり、患者や職員ら計1万8920人分の個人情報が漏えいした恐れがあると明らかにした。現時点で不正使用は確認されていないとしている。
流出の恐れがあるのは、7〜10月に血液と尿検査をした患者の名前や性別、生年月日など。担当した職員の情報もある。検査結果は含まれない。西良浩一病院長は「多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントを出した。
病院によると10月22日、電子カルテを含む情報システムに100回以上ログインを試みた形跡があることが判明。調査の結果、院内のシステムに不審な動きをするファイルが仕込まれていた。




